Baby step - 思考と実験の足跡

日常のちょっとした、気になって試したこと集です。

防災バッグを作ったら心がスッキリした話

背景

年始で計画に関心が高まっていたのもあり、メンタリストDaiGoさんの「倒れない計画術」を買いました。

amzn.to

その本の前書きで、段取りについて触れられていたんですね。

「昔は旅行前にあれもこれもと用意して時間がかかっていたが、いまは予め3種類のバッグにパッキングして目的に応じてそれらをもっていくだけ。これこそが段取り。」

これらを読んで、

  • そういや地震のたびに「防災バッグを作らなきゃ」と頭によぎるなあ...
  • 近所に出かけるときも、旅行に行く前も、あれこれ準備してて無駄な時間だなあ...

こんなことが頭をよぎりました。

じゃあ熱量が高いうちにやろう、ということで防災バッグを作ってみました。

やったこと

Step. 1 ユースケース洗い出し

わたしの場合は以下の6つでした。

  • 家用
  • カフェ用
  • お出かけ用
  • 仕事用
  • 旅行用
  • 防災用

Step. 2 それぞれに必要そうなものを洗い出す

例えばカフェ用はこんな感じ

  • 財布(クレカ)
  • ポーチ(目薬、アロマ、マウススプレー、ペン)
  • ノート
  • 小物(マスク・名刺入れ・ティッシュ・買い物袋)
  • 資料(本, iPad

防災用はこんな感じ

  • 長財布(厳禁・マイナンバー・クレカ)
  • パスポート
  • 2日分の着替え
  • 雨合羽
  • スマホバッテリー
  • 服用消臭スプレー
  • 食料(水2L×2、サバ缶×6、割り箸×6)

Step. 3 まとめる

ひと通り書き出したら、まとめてみましょう。

わたしの場合は、カフェ用と防災用にまとまりました。

  • 仕事用: カフェ用 + ノートパソコン
  • 旅行用: カフェ用 + 日数分の着替え + 充電器 + 美容(化粧水・乳液・ヘアブラシ)

ベースのカフェ用を作っておけば、仕事用や旅行用も少ない手間でカバーできます◎

※ 旅行用の美容グッズもまとめておくと良さそうと良さそうですね(書きながら気づいた

いざ災害が起きたときは、これらのバッグ2つにWiFiスマホを持って逃げればOK。

感想

妙な不安が減りました。 いままでは地震のたびに「どれ持っていこう、どこにあるんだっけ」とあたふたしており、無駄に消耗していました。

今回バッグを作ることでルールがシンプルになったので、だいぶ心がスッキリ。

また、生き残る上で自分に本当に必要なモノって案外少ないんだなと実感します。

改善したいこと

作っていく中で自然と出てきます。

  • こんな重さで本当に逃げられる? もっと軽くないと無理じゃない?
  • 水2L×2は軽くできない? ポータブル浄水器ってないのかな?(ありそう
  • サバ缶以外に栄養価が高く備蓄できるものって何かないかな?
  • リュック自体ももっと軽く雨にも強いものにしたいな
  • スマホの充電器はソーラーだと良さそう
  • できる限りデータはクラウド上に寄せたほうが良い
  • PCを買い替えた時に基本同期すればOK、という状態に近づけたい
  • 現金は500円玉や1000円札でも持っておこう

etc...

まとめ

求めるレベルは「準備する時間を減らす」だけでなく「考えなくて良くする」ということ、そしてその効果を改めて実感した機会でした。