VSCodeの拡張機能を指定したプロジェクトに追加する
背景
VSCodeでは、設定や拡張機能を「個人」「プロジェクト」単位で設定できます。 そのことは覚えているのですが、具体的にどうやって「プロジェクトに拡張機能を追加する」か忘れてしまいました...。
備忘録として、手順や参考記事をまとめます。 今回は例として、フォーマッターであるPrettierを導入します。
導入手順
まさに、という記事があったので参考にさせていただきました。
cf. VSCodeでプロジェクト単位の拡張機能を設定する - Qiita
ざっくりとした手順はこんな感じです。
- 自分のローカルに拡張機能を追加する
- レコメンドする拡張機能を .vscode/extensions.json に記述する
- 拡張機能のレコメンドを受け取るよう .vscode/settings.json に記述する
自分のローカルに拡張機能を追加する
これはいつもどおりですね。 下から2つ目の拡張機能のタブを押し、インストールしたい拡張機能を選びます。
レコメンドする拡張機能を .vscode/extensions.json に記述する
上記の位置にファイルを作ります(なければ)。 該当ファイルに以下のように書きます。
{ "recommendations": [ "esbenp.prettier-vscode" ] }
recomendations
内に書いた要素が、プロジェクトメンバーにレコメンドされます。
拡張機能のレコメンドを受け取るよう .vscode/settings.json に記述する
いままでの作業だけでは、プロジェクトメンバーに拡張機能のレコメンドはされないようです。
.vscode/settings.json
に追記することでレコメンドされるようになります。
{ "extensions.ignoreRecommendations": false // 追加 }
おわりに
やろうとしていたことを、先人がほぼまとめてくださっていたのでスムースに設定できました。
余談 - Prettierの感想
便利ではある反面、必ずしも自分の好み通りに出力してくれない点もありました。
具体的には、こんな感じになります。
- "required": [ - "status", - "message", - "detail" - ] + "required": ["status", "message", "detail"]
個人的には、配列の要素は複数行に分かれているほうが見やすいんですよね〜
(ちょっと使った程度なのでもしかするとできるのかもですが)今回は導入を見送りました。 API開発をする中で、一部のjsonファイルをフォーマットする、が目的だったので。
フロント側のコードを多めに書く時に、再度検討しようと思いました。