Baby step - 思考と実験の足跡

日常のちょっとした、気になって試したこと集です。

【読書レポート】しんでしまうとは なにごとだ!

「名言」本を探してた時に見つけたのが、この本。

ドラゴンクエスト30thアニバーサリー ドラゴンクエスト名言集 しんでしまうとは なにごとだ! /原著 堀井雄二 (SE-MOOK) | ., スクウェア・エニックス |本 | 通販 | Amazon

学生の頃はゲームに熱中してましたが、最近は縁遠くなったなあ...。 懐かしさもあり、手にとってみました。

シリーズごとの名言をピックアップして、解説をするというスタイル。 堀井雄二氏による、セリフを入れるに当たっての制作秘話も聞けます。

「こんなシーンあったなあ」とドラクエをプレイしたときの思い出に浸りながら読めます。 中には自分が知らないシーンもあり、発見がありましたね。

例えばタイトルにも使われている「しんでしまうとは なにごとだ!」は、 DQ3ではワンパターンではなく、国(王様)によってセリフが違う。

ここまでは知っていたけど、エジンベアの王様が、

「しんでしまうとは なんと いなかものじゃ!」

と、とんでもないフレーズを仰るは知らなかったw (エジンベアでセーブしないからなあ)

違う例だと、DQ6で死んだメンバーをルイーダに預け、そのメンバーとお別れすると、

「そう・・・
 じゃあ あたしが
 せきにんを もって
 スラリンさんを 埋そうするわ。

というセリフを言うらしいw

(一度もおわかれしたことがなくて気づかなかった)

やり込んだ人がニヤリとできるポイントがあるのも、ドラクエの魅力だなあと改めて感じました。

巻末には、堀井雄二氏による「ゲームデザイナー入門」のコラムが載っています。

学生時代にマンガ家を目指していたが、挫折してライターになる。 しばらくしてPCにハマり、プログラムを書く。 その結果ゲームデザイナーになった。

という話を読んで「Connecting the dots」が頭をよぎりました。 「ハマる」「没頭する」経験の先に道があるんだなあ。